詩を学ぶ 全15回
講師:林 望
歌詞を扱う者として知っておくべき日本語に関する知識、また詩について学ぶ講座です。
2023年アーカイブ利用講座です。
(2027年3月31日まで視聴可能)
<詩を学ぶ>
1:日本文学の精髄は「うた」にあった。ではその、「うた」はどのように読まれ味わわれたか。和歌と謡曲を素材に「読みかた」を考える。
2:無意識のなかの歌の感じかた。北原白秋作詩『この道』を素材として、なぜこれが名曲として広く歌われるのかを考察する。併せて日本語の母音の問題に及ぶ。
3:日本歌曲の曙。滝廉太郎の『花』(武島羽衣作詩)を、どのように読むべきかを考える。併せて「ん」の問題に及ぶ。
4:近代詩と、その歌曲化を考察する。(1)佐藤春夫『しぐれに寄する抒情』を素材に。はたしてこの詩は正しく解釈された上で作曲されているか?
5:(2)歌曲『さくら横ちょう』(加藤周一作詩、中田喜直作曲)を巡って。日本語詩と外国語詩の大きな溝。
6:歌と漢詩文について。鳥居忱作詩『箱根八里』(滝廉太郎作曲)の詩の背後にあるもの。
7:北原白秋の詩と歌。『城ケ島の雨』(簗田貞作曲)を精密に読んでみる。
8:その2(前回の続き)99日:野口雨情の詩『七つの子』(本居長世作曲)を読む。
10:三木露風の詩『ふるさとの』(斉藤佳三作曲)の解釈と、その歌曲化の問題。
11:日本文学の「発想」ということ。勝田香月作詩『出船』(杉山長谷夫作曲)を素材として考える。
12:田中冬二の詩の美しさ。処女詩集『青い夜道』から。『みぞれのする小さな町』『くずの花』を読む。「書かれていないものの意味」について考える。
13:自作詩の歌について、その(1)『夢の意味』(上田真樹作曲)の意味すること。
14:その(2)『旅のソネット』(二宮玲子作曲)について。
15:その(3)『追憶三唱』(深見麻悠子作曲)について。